知ってた！？東京土産の“ あのお菓子"は実は福岡県飯塚市生まれ！ほかにも飯塚市には知る人ぞ知る魅力がいっぱい

コロンとした愛らしい形と、素朴なおいしさが人気の「名菓ひよ子」。東京のお土産のイメージがありますが、実はこのお菓子が生まれたのは、福岡県飯塚市。なんと100年の歴史をもつ伝統的なお菓子なんです。

ほかにもレトロなパッケージがかわいいロールクッキー「チロリアン」が作られていたり、スイーツ甲子園で優勝した飯塚高校があったり。まさに“ スイーツのまち" としての伝統が脈々と受け継がれています。

一方で、明治時代にタイムスリップしたような街並みが広がり、歴史的な建造物や朝ドラの舞台になった史跡も。そんな知られざる福岡県飯塚市の魅力とともに、ふるさと納税のおいしい返礼品をたっぷりとご紹介します。

炭鉱で栄えた飯塚市は文化と自然あふれる魅力都市

飯塚市があるのは福岡県の“ おへそ" 、ちょうど中央にあたります。以前は炭鉱の町として栄え、人が集まることから豊かな文化が育まれました。お菓子作りもそのひとつ。別名「シュガーロード」と呼ばれる長崎街道の宿場町だったため、古くから菓子製造が盛んだったのです。甘いお菓子が炭鉱で働く人々を癒していんですね。

四方をぐるりと山に囲まれた盆地で、四季折々の変化が感じられるのも魅力。福岡市や北九州市からも電車・車で40分以内と好アクセスなので、気軽に訪れることができます。

あの朝ドラの舞台も! 飯塚市で訪れてみたいスポットはここ

飯塚市には歴史的な史跡が多く、朝ドラの舞台としてファンが訪れる観光名所もあります。ほかにも、スポーツの世界大会が行われていたりと見どころは多彩。ここでは厳選した3つのスポットをご紹介します。

◎旧伊藤伝右衛門邸

2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の舞台となった史跡。炭鉱王だった伊藤伝右衛門が贅を尽くして建てた屋敷で、2011年に国の名勝に指定されました。アールヌーヴォー調のマントルピースやステンドグラスのある応接間、一畳たたみを敷きつめた長い廊下などは必見！

◎嘉穂劇場

明治時代に炭鉱で栄えた飯塚市には、人々の娯楽として50軒もの芝居小屋が立ち並んでいました。そのなかで唯一残っているのが、この「嘉穂劇場」です。2006年に国の登録有形文化財に指定され、2007年には経産省に近代産業遺産として認定されました。柱を使わずに造られた客席は、なんと1200人も収容できる広さ。当時の文化の豊かさが伝わります。

◎飯塚国際車いすテニス大会

パラリンピック種目としても注目を集める車いすテニス。飯塚市では毎年4月下旬にアジア最高峰の車いすテニス大会が開催されています。ホスピタリティあふれる運営方式は国際的にも高く評価され、「イイヅカ方式」と呼ばれているほど。試合はもちろん、地域との一体感も見どころです。

ふるさと納税の返礼品はもつ鍋、ハンバーグ、スイーツ、コーヒーと多彩！

飯塚市の「ふるさと納税返礼品」は406品（2019 年11月現在）。伝統あるスイーツから地元のソウルフードまでと充実しています。その中から、特に人気の4品をご紹介♪

◎もつ鍋

寒～い冬にも、夏のスタミナ源としても大人気のもつ鍋。今では全国区となりましたが、もともとは筑豊発祥で、飯塚市でもソウルフードとして親しまれています。返礼品にもさまざまな種類のもつ鍋がエントリーしているので、好みに合わせて選んでみては。

◎鉄板焼きハンバーグ

牛スープで煮込んだ特製デミグラスソースを添えた、食べ応えのあるハンバーグ。一般販売はなく、返礼品でしか手に入らない一品です。温めるだけで手軽にいただける個分けパックで、内容量も20個とボリューム満点。リピーター続出のイチバン人気の返礼品です。

◎「名菓ひよ子」「チロリアン」「プチフル焼き菓子セット」

スイーツのまち・飯塚市ならではの返礼品。100年の歴史をもつ「名菓ひよ子」、サクっと軽い食感のロールクッキー「チロリアン」など、誰にでも喜ばれるスイーツがそろっています。「飯塚高校  プチフル焼き菓子セット」は、スイーツ甲子園で優勝した嶋田学園飯塚高等学校の製菓コースで学ぶ学生たちが手がけたもの。未来のパティシエたちの技に触れられます。

◎「きれいなコーヒー」

安心安全なコーヒーを目指す「オアシス珈琲」による返礼品。特許を取得した独自の技術できれいに洗浄し、焙煎したばかりのコーヒーが自社工場から届きます。フレッュで香り高いコーヒーは、朝食やくつろぎタイムにぴったり♪

ふるさと納税で飯塚市の元気をバックアップ！

全国から寄付された「ふるさと納税」を、まちづくりの推進や教育・文化の充実に活用している飯塚市。返礼品にはおいしいもの以外にも、地元の企業やお店が提供する日用品や木製家具、鉢花、ゴルフのプレー券などもそろっています。あれこれ楽しみながら選んで、飯塚市を応援してみてはいかがでしょうか。

提供／福岡県飯塚市
文／後藤由里子